父娘の夢と地元での調整と犬のアレ

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今週(4月20~26日)のニュージーランドで気になったニュース3本は、マイア・ジョセフのブラックファーンズとの契約、調整に余念がないアメリカズカップの防衛艇、街頭のゴミ箱削減です。

マイア・ジョセフ、ブラックファーンズと契約

最初は女子ラグビーの話題から。NZラグビー協会(NZR)は女子代表ブラックファーンズの契約選手40人を発表しました。このうち初めて契約を果たした5人に含まれていたのは、ジェイミー・ジョセフ日本代表前HCの娘さんでSH・SOのマイア・ジョセフです。

TVNZの報道によると、マイアはオタゴ大学医学部の学生だそうで、勉学は中断して来年のワールドカップのメンバー入りを目指すそうです。今はオタゴ大学と同じダニーデンを本拠地とするハイランダーズのディレクター・オブ・ラグビーを務めるジェイミーも父親らしい嬉しそうな表情でテレビニュースに登場しました。「100%の力で取り組む子だ」と文字通り目を細めて話していました。

タイホロ、来月初めにオークランド出発

二つ目の話題は、先週進水したアメリカズカップのチームNZの防衛艇AC75「タイホロ」の話題です。地元のオークランドで精力的な調整セーリングが続けられているとNZヘラルドが報じています。5月初めにはこちらでの調整は終了し、約6週間かけて最後の予備レガッタと本番が行われるスペイン・バルセロナに運ばれるそうです。

いよいよという感じになってきていますが、来週末はセールGPの第10戦バーミューダ大会です。スキッパーのピーター・バーリングとトリマーのブレア・トゥークらはブラックフォイルズで参加するほか、サブドライバーのネイサン・アウターリッジも3月のクライストチャーチ大会からスイスのドライバーを務めています。シーズン終盤を迎えているセールGPからも目が離せません。

経費削減で街頭ゴミ箱撤去

最後は申し訳ありませんが、ちょっと汚い話題になってしまいます。NZヘラルドの記事によると、経費削減のためにゴミ箱の撤去が進められているオークランドで、ある公園のもともとゴミ箱があった場所に大量の犬の糞が捨てられているとのことです。

私がこちらに来てから気付いたオークランドのいいところの一つに、街中にたくさんのゴミ箱があるので、路上のゴミが少ないということがありました。最近、このゴミ箱があふれているのをよく見かけるようになったと思っていたら、ゴミ箱自体が減らされているとのことで、残念に思っています。

この記事の例のように、ゴミ箱がなくなったところに放置するというのは言語道断ですが、そもそも公共のゴミ箱に犬の糞を捨てるのはマナーとしてどうなんだと思います。ただ、ゴミは少ないですが、路上の糞は多い街ですから、捨てている飼い主は処理しているだけマシなのかもしれません。ほんと、こちらに来てから足元を見ながら歩く癖がつきました…。

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